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Q.イメージの必要性とは?(竹久さん/北海道/16才)
まず、「イメージの必要性」です。
私は、イメージでどうにかなるなんて信用できない!と思っていました。望月さんや、数人の方にお聞きしたところ、「イメージは大切!」
という答えが返ってきました。答えはわかりました。納得も致しました。でも、自分が音をイメージして、何か変わるなんて、実感できないのです。
次に、楽器の音、です。
どうすれば、クラの音、楽器を響かせることができるのでしょうか?
何かこう、こうする!という方法があったら是非教えて下さい。
この件も、「イメージ」がいるといわれたので、悪循環なのです・・。
最後に、初心者への教え方です。
私と同じ学年で、クラパートは私を含め、5人です。そのうち、4人は初心者です。私はこれまでいろいろ教えてきましたが、最近、ただ焦りや苛立ちを与えてるだけだった事を思い知らされました。一所懸命に教えてきたつもりでした。でも、裏目に出てしまって、ショックでした。
初心者への教え方を、教えて下さい。
A.イメージで音は変わる!
う〜ん、「イメージの必要性」ですか。難しい質問ですね。
結論から言うと、イメージで音は変わると思いますよ。
但しそのイメージが問題です。例えば君がどこかでドキッとするくらい美しい音を聴いて、自分もこんな音を出せればと思ったとするよね。
その時その音のどこに惹かれたか、つまりその音のどこがいいと思ったのかが具体的に心に残っていれば、それが具体的なイメージになって、少しづつ音が変わっていくものです。
しかし、何の具体的なイメージもないまま、仮想のイメージを持っても、もしかしたらあまり変化は望めないかもね。このように具体的なイメージを持って、可能ならそれを繰り返し聴く。
こうしているうちに少しづつ変化していくと思います。
くれぐれもイメージすればすぐに変わるとは思わないで下さい。時間はかかりますよ。
それから初心者への教え方ですが、いろいろあるけど、まず君が美しい音をいっぱい吹いて聴かせてあげることだよ。そうすれば初心者は具体的なイメージを持てるでしょう。
技術的なことは、君が講習会に参加しているんだったら、そこで習ったことを初心者に同じように教えることです。講習会では教えることが出来るほど自分が理解しないとね。
頑張って下さい。
Q.「フォン」って音が鳴る(Zさん/神奈川県/16才)
最近気がついたのですが、静かなところでクラを吹くと、高いラの音や高いシの音を出すときに、どうもなんか管体が変に共鳴したような「フォン」って音がするんです。
フォルテで出したときはほとんど気にならない程度なのですが、ピアノで出したときはものすごい気になるんですよ。
どうすればこの現象はなくなるのでしょうか?
A.イメージで音は変わる!
実際にその音を聞いてみないと正確なことは言えませんが、その「フォン」っていう音はタンポの共振している音ではないかと思うのですが・・。
もしもそれだとすると確かにフォルテで吹いた時は気にならないけど、小さい音で吹いたときに「フォン」とはいわないけど、「チー」というような音がするんですよ。この場合は上管のどこか普段は閉じているタンポの外側の薄い皮が共振しているっていうことになるんだけど、その「フォン」とは少し音が違うように思います。それでその「フォン」はもしかしたらレジスターキーのタンポの皮が共振してるのかとも考えられます。
しかし、そのレジスターキーがコルクのタンポの場合、考えられるのは前者の理由くらいしかないんですけど、実際に聞いてみたいです。
Q.グリッサンドの練習方法を教えてください(まりぷちさん/兵庫県/17才)
ラプソディ・イン・ブルーの最初のグリッサンドはクラを初めて2年に満たない者でもできますか? 練習方法を教えてください。
A.腹圧が重要です
クラリネットを初めて2年でグリッサンドですか? もしかしたらちょっと難しいかも知れませんね。
というのはグリッサンドは指の難しさよりも、腹圧というか空気の圧力が大切なんですよ。
グリッサンドでは通常のレガートでの演奏時に較べると、2〜3倍の空気の圧力が必要です。
従ってかなり腹圧がかかることは理解出来ますよね。これなくしてはグリッサンドは出来ませんよ。
それから指ですが、グリッサンドでは指を少しづつずらしていく訳ですが、この時のずらし方に、指を内側に押し上げるようにずらす方法と、逆に外側に引っ張るようにずらす方法がありますが、これは人によりやり易い方法でいいと思います。さらに当然の事ながら下から順番にずらすことです。当たり前のことなんですが、意外と出来てないことが多いです。この腹圧・空気圧・指がうまくいって初めてグリッサンドになるんですが、お分かり頂けましたでしょうか?
やってみて下さい。
Q.高音域のスタッカートを上手く吹くには?(なおみさん/愛媛県/16才)
私は、よく高音域のパートを任せられるのですが、スタッカートのフレーズが曲に出ると、タンギングをするのを怖がって音も細くなりがちで、舌でなく、喉でタンギングをしがちになってしまいます。緩やかなタンギングの場合なら良いのですが速くなると音もきつくなるのですがどうすればよいのでしょうか?やはり、ゆっくりで慣らしていくことが大事なのでしょうか?どうかアドバイスを宜しくお願いします。
A.大切なのは息のスピード
タンギングですか? 難しいですね。それも高音域となると・・。逃げ出したいよね。
基本的にクラリネットにおける高音域のタンギングは、それも速いフレーズを吹くとなると、かなりの高等技術だと思います。
でも高音域を任されたのなら、もう逃げるわけにはいかないので何か対策を考えましょう。
まず奏法です。タンギングで一番大切なのは息のスピードです。タンギングするときはレガートの時よりも強い息を入れないと発音がうまくいきません。タンギングに自信がない人は逃げようという気持ちがあるため、この息が弱くなってなってしまって、結果として吹けないということはよくあるんです。
つまりただでさえ難しいタンギングを、演奏不可能の状態で吹いているということになりますよね。
ですからまずもっと挑戦的に息を入れてタンギングをしてみて下さい。
それともうひとつ、吹奏楽の場合は殆どがひとつのパートを複数の人で吹くわけですから、特に難しい部分はパート内で吹く場所を分けて、分担を決めてしまうというのもひとつの方法だと思います。
いろいろと試してみて下さい。
Q.バスクラで高音を豊かに吹くには?(S・Kさん/兵庫県/17才)
私は今バスクラを吹いているのですが、高音域が出にくくて、困っています。
口をなるべく緩めてるんですけど、細く、芯のない音色になってしまって・・・。
低音のたっぷりした音で高音を吹くには、どうすればいいでしょうか?
A.楽器の状態、それからアンブシュア
そうですね、バスクラではいつも高音が問題になります。低い音は出せるんだけど高音が・・というひとはかなり多いんですよ。ではどうしたら高音が楽にきれいに出せるか、について思いつくままに書いてみます。
問題解決の糸口は何と言っても楽器です。まず楽器の調整がしっかりと出来ているか。
バスクラはレジスターキーのところの調整が難しく、また壊れやすいので、少しでもバランスが狂うとすぐに音が出ない、または出難いという症状になってしまいます。
ですからまずこのレジスターキーも含めて楽器の状態を確認してもらって下さい。
次はアンブシュアです。バスクラではマウスピースが普通のクラリネットよりも大きいので、その分深くくわえる必要があります。これが浅い人は音色がどうしても窮屈に聞こえてしまいます。さらに下唇の巻き方も注意が必要です。
バスクラでは通常のクラリネットよりも下唇を深く巻きます。どの程度というのは難しいですが、イメージとしては通常のクラリネットの5割り増しの深さで、という感じでしょうか。こんな感じでやってみて下さい。
どうなったか、またメールでも下さい。では頑張って下さい。
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