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Q&A

藤井先生が質問に答えてくれるコーナー!

Q. 右手が思うように動かない(うちやまさん/東京/一般)

クラリネットを始めて15年になります。
ここ2年くらい右手が思うように動かなくて悩んでいます。
特にクラリーノ音域のDisが絡んだもの、Dis-FisやDis-E,ひどい時はC-Eなどもできなくなります。具体的には、中指が上がってしまいます。
ゆっくりさらっても、まるで催眠術にかかったように指が動かなくなります。
練習の仕方、またその時気をつける事、何を考えてさらわなければいけないか、など、どうか教えて下さい。

A. 腱鞘炎の種類だと思います

これはクラ吹きとしては深刻ですね。実は私の友人にも同じ症状の人が二人います。
腱鞘炎の種類であることには間違いないと思います。
それでこの二人が現在どうしてるかと言いますと、ひとりはもともとプロのオーケストラ奏者です。もう一人は教員をしながら演奏を続けています。
プロ奏者の方は、いろいろと治療をしましたが完治せず、さすがにプロとしてはやっていけなくなり、現在はやはり教員をしながらですが、演奏活動もしています。
二人とも現在でも音色は大変美しいです。が、残念なことに指がそのような状況ですので演奏できるレパートリーにも限界があるようです。

二人とも整形外科や針治療など、いろいろと試したのですがこの様な状況でもう20年近くたとうとしています。
あまり改善はなかったようですが、それ以上悪くなったとも聞いていません。
現在でも時々会いますが、笑いながら「この曲のこういうところで指がこうなるんだよ」と言って説明してくれます。

私にも原因が何であるか解りませんが、この二人の例からも、この症状とうまく付き合っていくしかないのでは、と思います。もしもうちやまさんが演奏を職業としておられるなら少し違った展開もあるかも知れませんが・・・。

以上、解答としては十分ではないかも知れませんがご参考まで。

Q.リードの削り方を教えてください(眼鏡男さん/兵庫/16才)

リードについてなんですけど、コンクールまでにちゃんとしたリードを作る自信がないので、くだらない質問かも知れないけれどお聞きします。

最近リードを作ってると
1.音抜けはいいけれどビ〜ビ〜と不快な音が出る
2.音質はわりといいけれど音抜けが悪い
何枚削ってもこの2種類になってしまいます。
ちなみに今は、Evolutionの4番を削っています。
削り方が悪いのは分かってるんですけど、具体的にどうすればいいのでしょうか?

A.諦めないことが肝心

1の場合。これは何といってもリードの先端が他の厚さに比べて、薄すぎるのだと思います。

修正方法は、リードをマウスピースの先端より少し上に上げて吹いてみる。そして雑音が取れるようならリードカッターで先端を少し切る。そしてまた全体のバランスを確認し、必要なら再度削り直す。というような作業の繰り返しで自分に合ったリードを作るのです。

2の場合。これは上記とは逆に、ハートと呼ばれる部分のみ厚すぎるのです。この時に全体を削ってしまったら、もうこの音質が得られなくなるよ。

だから、このハートの部分のみ慎重に削ってみて下さい。これは心臓の手術と同じようなものだから、とても注意深くやって下さい。

大切なことは決して諦めないことだよ。

Q.連符がうまく吹けません(あやこさん/兵庫/14才)

私は、いまだに連ぷで指がすべってしまってうまく吹く事ができません。
自分でも努力はしているんですけどうまくいきません。

とくに32分音符の連符は、指がおいつきません。
どういう練習をしたらいいんでしょうか?

A.ゆっくりなテンポから時間をかけて

さて、速い音符で指がなかなかついていけないとのことですが、そうなんです、みんな苦労してるんですよ。
特に中学生にとっては大変ですね。
そこで練習方法ですが、メトロノームを使って、ゆっくりなテンポから時間をかけて練習するしかないですね。
その時大切なことは、一体どの音からどの音に行くのが難しいのかを研究することだと思いますよ。
それが分かれば上達は見えてくるんですが・・。
分からないときは全部が出来てないのだと思って、問題の部分が見つかるまで、ゆっくりなテンポからしっかり練習して下さい。頑張って下さい。

Q.クラリネットを吹く時の喉の状態って?(まさみさん/兵庫/15才)

クラリネットを吹くとき、のどはどんな状態なのですか?「お」の喉にしておけばいいのでしょうか。それともごく自然にしておいていいのでしょうか。

私は、実をいうと曲を一曲吹ききることが出来ません。なぜなら、喉がいつの間にかしまってくる・リードがつばでぬれてしまってすべるからです。解決方法を教えて下さい。お願いします。

A.「う」の状態がよいようです

クラリネットを吹くときの喉の状態についてですか?
あまり真剣には考えたことがなかったのですが、いい機会だからと思い、少し真剣に考えてみました。
確かによく言われるのが、喉を「お」という風に開けて・・ですがこれは間違っていると思います。
これをやっていると顎の下の関節がゆるんだ状態になってしまいますよね。だから音のコントロールが
非常に難しくなって、結果としてアンブシュアが不安定になり、1曲を通して演奏することが出来なくなるんですよ。
ではどんな喉の状態がいいかというと、「う」という時の喉の状態がありますよね。これがいいと思います。
もちろん「う」というと唇が突き出るわけだけど、この「う」を唇を突き出さず、むしろ引っ込めて発音したときの状態と考えて頂けるといいと思います。音のコントロールで大切なことは顎の下の関節をゆるめないことですよ。
実際にこれで悩んでる子は多いと思うので、これはとてもいい質問だと思います。
是非試してみて下さい。

Q.日課練習と32のエチュードの違いは?(友ねえさん/兵庫/16才)

クラリネット大好きです。毎日吹いています。
最近新しい教本を買いたいと考えているんですけど、先生にこないだレッスンしていただいた時、日課練習をやっていくように私は言われたんですけど、その日課練習と、32のエチュードとの違いって何ですか?

A.基本と応用の違いです

クラリネット大好きですか。いいですね〜。大好きならすぐに上達すると思うので頑張って下さい。
さて、日課練習と32のエチュードの違いですか。
日課練習というのは、中身の殆どがクラリネットのいろいろな基本的なテクニックを習得するためにあるものです。
ですから同じ様な形が、少し音が変わっただけで繰り返し出てくるので、これを練習しているうちに、そういった基本的なテクニックが自然に身に付いていきます。繰り返し練習に重点を置いたエチュードです。
一方、32のエチュードは基本的なテクニックを一応マスターした人が、実際に曲の中でそれらを応用するためのエチュードで、実際に長調や短調の曲をいろいろなスタイルで、そしてさらにそれらを各種の調性でも練習できるようになっているのです。
ですから、順番としては日課練習があって、次に32のエチュードがあるということになります。